安全衛生管理
06.安全衛生管理
安全衛生管理に努めています
対策の目的
1.社員の労働環境の向上
温度湿度や騒音などの環境を改善し、工場内部の空気の状態を清浄に保つことで、社員のストレスを軽減し、
健康に、そしてより良いパフォーマンスを発揮します。
・工場の暑さ寒さ、湿度の問題を改善
・スリット加工による紙粉の発生からのストレスを最小限に
・無理な空調による風や機械音による騒音など、ストレスとなる五感に触るものを最小限に
2.製品の品質向上
異物混入の防止、納品するスリット製品を適切な環境で保管することで、製品そのものの品質保持と向上に努めます。
・製品である紙の状態に影響する水・空気・電気の管理
・異物混入ゼロの実績と取り組み
・食品パッケージとなる製品も生産可能な体制づくり
・更なる品質向上として、目に見えないほどの小さな付着物を防止する対策
対策方法
1.徹底した陽圧管理
・工場内に別建物による加工室を設け、加工室の気圧を工場内より高める(=陽圧)二重構造の工場を保持
・各場所の気圧の差圧を管理
・データはリアルタイムに履歴管理
これにより、工場内は常に陽圧を保ち、外部からの異物混入を防止。
2.各種管理
各種管理で常に労働環境と生産環境を良い状態に保つ。
・製品である紙の状態に影響する水・空気・電気の管理は熟練工からデータ管理システムへ
・温度湿度、機械の管理、漏水や火災・人災に関するセキュリティ等のデータ管理
これにより、高品質な製品の提供を続け、ストレスのかかりにくい労働環境を保つ。
※1.陽圧管理と2.各種管理については「工場・設備」のページに詳細をご紹介しています。
「工場・設備」はこちら→
3.騒音と熱源防止
騒音と熱の元となる下記は作業場外へ設置
・騒音元となるコンプレッサー
・熱源となるインバーター
これにより、騒音と熱源防止となり、人へのストレスと機械へのストレスを軽減する。
4.空間清浄
業務用空間清浄器「j.air」を2020年12月より導入。
大量のマイナスイオンと微量のオゾンを発生させ、強力に除菌・除塵・脱臭。
これにより、感染症対策と同時に納品物への塵埃の付着や臭いの防止にも効果が期待できます。
対策による効果
1.異物混入クレームゼロの実績
陽圧設計により、虫や外からの塵埃が入りにくくなっているため、現在までに異物混入クレームなし。
2.コスト低減をお客様へ還元
熱を出す産業用モーターをインバーターに変更したことで廃熱が低減し必要なだけ回転させることができるようになり、運転コストを下げることに成功。
コストの低減はお客様へのご費用にも反映。
3.社員にやさしい空間を実現
温熱による機械や紙への負担が少なくなり、騒音によるストレスも軽減。
社員の労働環境が快適なことから作業効率が向上している。
<業務用空間清浄器「j.air」導入後の社員の声>
空間清浄器を導入後の工場内部や事務所での変化がありました。
・一時的に床が汚れたが、その時期を過ぎたら空気がより澄んでいるように感じる
(空気を漂うゴミが落ち切った効果と思われる)
・社員が昼食をとる部屋、男子更衣室の臭いが消えた
・静電気が起きなくなったため、バチっとくる痛さがなくなった
・休憩室のみかんがカビなくなった
・頂き物の花が元気になった
松田紙業は、これからも労働環境の改善とお客様の品質管理のため、安全衛生管理に徹底して取り組んでまいります。